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人々に活力を与える
堀越さんのご神木
ほりこしさんのごしんぼく
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状態:生存
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樹種:クスノキ
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樹齢:推定樹齢500年以上
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樹高:13m
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幹周り:3.2m
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保護・指定:大阪市指定保存樹林
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所在地:
大阪市天王寺区茶臼山町1-8
謂れ(いわれ)
境内にある御神木は、数度にわたる落雷と二度の大火災にも耐えたクスノキで、神霊の宿る木・降りる木として多くの人に信仰されています。気力が落ちたり、疲れたと感じるときに、力を与えてくれるといわれています。また、不思議な伝承として、昭和40年の谷町筋の拡張工事と地下鉄谷町線の開通工事に伴い、御神木を現在の場所に移転することになりましたが、その際に空が一転して曇り、雷鳴が鳴り響いたのだそうです。
御神木に接して、お守りやお札の元祖の神様といわれる「太上神仙鎮宅霊符尊神」も鎮座しています。
御神木がある堀越神社は、叔父である崇峻天皇の徳を偲んで、四天王寺建立と同時に聖徳太子が創建した神社です。古くから大阪では「一生に一度の願いを聞いてくださる神さん」として知られています。特に短冊に自身の願いを1つだけ書き、お守り袋の中に封入して御祈祷を受ける「ひと夢祈願」が有名です。この祈祷を受けに多くの人々が訪れています。
アクセス
近鉄「あべの駅」より徒歩15分。