- TOP
- 名木伝承データベース
- 名木データ
- 日置のハダカガヤ
足利尊氏が武運長久を祈った
日置のハダカガヤ
ひおきのはだかがや
-
状態:生存
-
樹種:カヤ
-
樹齢:不明
-
樹高:20m
-
幹周り:4.5m
-
保護・指定:国指定天然記念物
-
所在地:
兵庫県丹波篠山市日置167
謂れ(いわれ)
兵庫県の磯宮八幡神社境内にあるハダカガヤです。
普通のカヤの実は固い殻に覆われていますが、このカヤの実は渋皮のみで殻がないため、「ハダカガヤ」と名付けられたそうです。この種子をまいても普通のカヤになってしまうことから、世界中でこの1本しかないといわれており、学術的にも非常に珍しいとされています。
足利尊氏が天皇方に敗れ、都から九州へ逃げ延びる途中にこの地へ立ち寄り「殻をむいたカヤの実を神前に捧げ、武運長久を祈った」といわれています。その実が成長したものが、このハダカガヤになったという伝承が残っています。
アクセス
JR宝塚線「篠山口駅」より福住行きバスで34分、「城東日置」で下車後、徒歩で約6分。
JR宝塚線「篠山口駅」よりタクシーで約20分。