雌杉と雄杉の物語

津金沢の大スギ

つがねさわのおおすぎ

HISTORY

謂れ(いわれ)

複数の幹を束ねたように生育しているスギです。
現存しているこのスギは雌杉で、かつて近くに雄杉が生えていました。 しかし、文化13年(1816)に雄杉の方を伐採すると村に疫病が流行ったため、境内に「大杉大明神」の石碑を建てて供養しました。また、倒れたスギの木から小さな石が出てきたので、現在その石を熊野神社の神殿に祀っています。

画像提供:萩原哲平様
取材協力:萩原哲平様

ACCESS

アクセス

JR「蔵王駅」から徒歩約20分。