- TOP
- 名木伝承データベース
- 名木データ
- 西浦の小町のカヤ
小野小町、百夜通いの伝説
西浦の小町のカヤ
にしうらのこまちのかや
-
状態:生存
-
樹種:カヤ
-
樹齢:推定900年以上
-
樹高:15m
-
幹周り:9.2m
-
保護・指定:無
-
所在地:
京都府京都市山科区小野西浦
謂れ(いわれ)
京都府の隨心院近くにあるカヤの大木です。
平安時代、小野小町を慕う「深草少将が百夜通うことを誓った」という『百夜(ももよ)通い伝説』で知られています。
「百日間、毎日通い続けたらあなたからの求愛を受け入れる」と小野小町にいわれた深草少将 は、雨の日も雪の日も毎晩かかさず屋敷を訪れますが、99日目の夜に不運にも命を落としてしまいます。
小野小町は、少将が訪れた日々を「かやの実を糸につづって数えていた」といわれており、菩提を弔うために「そのカヤの実を播いた」と伝えられています。
アクセス
京都市営地下鉄「小野駅」から東に徒歩5分。