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地蔵菩薩を埋めた目印に
地蔵大マツ
じぞうおおまつ
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状態:生存
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樹種:マツ
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樹齢:推定200年以上
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樹高:20m
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幹周り:6.7m
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保護・指定:三重県指定天然記念物
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所在地:
三重県鈴鹿市南玉垣町5536ー1
謂れ(いわれ)
埋められた地蔵菩薩の場所を後世に伝えるために植えられたマツだといわれています。古代、物部氏が滅びた後、宗教信仰を巡って対立していた蘇我氏は、仏教以外の礼拝を厳重に禁止しました。そのため、地蔵菩薩を信仰礼拝していた当地周辺の人々は、礼拝していた石像の地蔵菩薩をそばの堀に沈めたのだそうです。
そして、亨保17年(1732)の夏、干ばつで稲作が打撃を受けたとき地蔵大松の近くの湿地を掘ると地蔵菩薩が出土されたので、享和2年(1802)8月、マツのすぐそばに地蔵堂を建立してお祀りしたものが現在に残っています。
アクセス
伊勢鉄道伊勢線「玉垣駅」から車で約10分。
東名阪自動車道「鈴鹿IC」から車で約40分。