祈りで耳が聞こえるように

耳の神様のトチ

みみのかみさまのとち

HISTORY

謂れ(いわれ)

熱塩温泉街の入り口に立つ1本のトチです。
別名「ツンポの神様」とも呼ばれ親しまれてきました。ツンポとは方言で耳の聞こえない人の事を指し、かつて耳が不自由だった女性が毎日手を合わせたところ、耳が聞こえるようになったという逸話も残っています。
お碗を横から見ると耳の形と似ているということで、茶碗に穴を開けて、樹洞の中へ奉納するという風習が今もなお続いています。これは、耳の通りや病気をよくするという意味となぞらえているようです。

画像提供:萩原哲平様
取材協力:萩原哲平様

ACCESS

アクセス

磐越自動車道会津若松ICから車で約40分。
JR「喜多方駅」から車で約20分。