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伊達政宗を救った、坂上田村麻呂お手植えの桜
草岡の大明神ザクラ
くさおかのだいみょうじんざくら
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状態:生存
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樹種:サクラ
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樹齢:推定1200年以上
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樹高:18.8m
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幹周り:10.91m
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保護・指定:国指定天然記念物
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所在地:
山形県長井市草岡694
謂れ(いわれ)
人里に植栽された桜としては国内最大級です。農作業の目安木なので「種まき桜」とも呼ばれています。
坂上田村麻呂が蝦夷を平定した際に、戦勝記念として植えた桜と伝えられています。また、伊達政宗が14~15歳の初陣で敗北した際には、この桜の洞に隠れたという伝説も残っています。難を逃れた後、政宗は「桜子の 散り来る方を 頼み草 岡にて又も 花を咲かせん」と歌を詠み、家臣を残して桜と子孫の長久を祈ったともいわれています。
画像提供:萩原哲平様
取材協力:萩原哲平様
アクセス
山形鉄道フラワー長井線「長井駅」より車10分。
山形鉄道フラワー長井線「羽前成田駅」から徒歩40分。
東北自動車道福島飯坂ICから約1時間50分。