伊達政宗を救った、坂上田村麻呂お手植えの桜

草岡の大明神ザクラ

くさおかのだいみょうじんざくら

  • 状態:生存

  • 樹種:サクラ

  • 樹齢:推定1200年以上

  • 樹高:18.8m

  • 幹周り:10.91m

  • 保護・指定:国指定天然記念物

HISTORY

謂れ(いわれ)

人里に植栽された桜としては国内最大級です。農作業の目安木なので「種まき桜」とも呼ばれています。
坂上田村麻呂が蝦夷を平定した際に、戦勝記念として植えた桜と伝えられています。また、伊達政宗が14~15歳の初陣で敗北した際には、この桜の洞に隠れたという伝説も残っています。難を逃れた後、政宗は「桜子の 散り来る方を 頼み草 岡にて又も 花を咲かせん」と歌を詠み、家臣を残して桜と子孫の長久を祈ったともいわれています。

画像提供:萩原哲平様
取材協力:萩原哲平様

ACCESS

アクセス

山形鉄道フラワー長井線「長井駅」より車10分。
山形鉄道フラワー長井線「羽前成田駅」から徒歩40分。
東北自動車道福島飯坂ICから約1時間50分。